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口頭

西部北太平洋における福島第一原子力発電所事故によって放出された$$^{129}$$Iの挙動

鈴木 崇史; 乙坂 重嘉; 桑原 潤; 川村 英之; 小林 卓也

no journal, , 

福島第一原子力発電所事故によって放出された放射性物質の挙動を解明する目的で、西部北太平洋における親潮, 混合、及び黒潮海域における$$^{129}$$Iの鉛直分布を明らかにした。福島第一原子力発電所事故起因の$$^{129}$$Iは、親潮及び混合海域では表層混合層で、黒潮海域では亜表層で観測された。また表層混合層で観測された事故起因$$^{129}$$I/$$^{134}$$Csは事故時に原子炉内に存在していた$$^{129}$$I/$$^{134}$$Csより高かった。表層混合層における$$^{129}$$I/$$^{134}$$Csが高いことから、(1)$$^{129}$$Iは原子炉内の存在割合より多い割合で放出された、(2)汚染地域に沈着した$$^{129}$$Iが再放出され大気経由で観測点に到達した、(3)放射性セシウムが除去された汚染水が海水の流れと共に観測地点に到達した可能性が示唆された。また事故起因$$^{129}$$Iが亜表層で観測された結果からは、混合海域の表面海水が黒潮続流の蛇行により運ばれ、さらに等密度面に沿って亜表層に沈み込んだ可能性が示唆された。

口頭

Tracking the fate of $$^{129}$$I near the seafloor off Fukushima

乙坂 重嘉*; 佐藤 雄飛*; 鈴木 崇史; 桑原 潤; 中西 貴宏

no journal, , 

海底付近においてヨウ素は、還元的な堆積物中での有機物の分解に伴う無機化, 酸化的な海水中での化学形の変化、細胞内外での酵素反応による有機化等、様々な経路で移行する。このため、海底付近での放射性ヨウ素の移行過程の追跡は、海洋における様々な元素循環についての理解を深めるうえで貴重な情報をもたらす。本講演では、福島第一原子力発電所事故によって福島沿岸の海底に沈着した$$^{129}$$Iの分布や再移動の様子について議論した研究成果について、元素循環の観点で紹介する。特に、(1)福島周辺海域の海底への$$^{129}$$Iの沈着は非生物性の吸着によるものであること、(2)事故から2年間に沿岸に沈着した$$^{129}$$Iの数パーセントが陸棚縁辺域へと再移動することについて解説する。

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